vs三鷹中
@清瀬内山グラウンド
後期を5連勝というなかで迎えた6節は、強豪の三鷹中と対戦しました。
中高一貫校のため、中学3年生が引退しておらずスタメン全員が3年生でした。
ただし、試合が始まってしまえば年齢は関係なく、勝利を追求するのみでした。試合の方は、一進一退の攻防が続く中、前半にビッグチャンスが訪れました。
フォワードの一人が相手の最終ラインの裏を抜け出し、ゴールキーパーと1:1になり決めた!と思った瞬間、ゴールを捉えることが出来ず、前半は0-0で折り返しました。ハーフタイムでは、選手とスタッフがディスカッションを行いました。
「相手のDFラインが嫌がるプレーは?」「相手の陣形を察するとどこに突破出来る穴がある?」などを具体的に話し合いました。後半、立ち上がり早々に想定外の失点をされました。
右サイドで相手のスローインから自分達が簡単に裏を取られしまい、突破を許すとペナルティエリア中央にクロスを上げられ、ヘディングシュートを決められてしまいました。
今までの自分達は、ここで心が折れて連続失点をしてしまうのですがこの日は違いました。
勇猛果敢に相手ゴールへ攻め続け得点を奪いに行きました。
すると、フォワードの一人が相手の右サイドの裏へ抜け出すと対峙したディフェンダーと1:1になり、逃げずに勝負を挑み、そのディフェンダーを交わしてシュートを決めました。
今まで「個での突破」から得点を奪ったことが少なく、この同点が選手達を大いに勇気付けました。同点で満足せず更にアグレッシブに攻め続けると、ハーフタイムで話し合った相手の弱点を突く事が出来、追加点を奪う事が出来ました。
このような逆転劇を演じたことは今までに記憶がなく、選手一人一人の精神的な成長を大きく感じました。
勝つことで得られる喜びの中で、今回の勝利はとても大きな自信になると確信しました。
次節は、優勝を賭けた大一番の清瀬バリアント戦なので、しっかりと準備してチャレンジャー精神で挑みたいと思います。