180630小学4年生ペガサス杯(招待試合)【東京都・新宿・サッカー・チーム・スクール・招待試合・FC馬橋】

クラブアトレチコ新宿I.P.D.杉並区立馬橋小学校にて、5チーム参加のペガサス杯という招待試合に参加させていただきました。

前後半12分ハーフという普段よりも短い時間のゲームでしたが、開催時間が午後だったため日差しが強く、また1日で4試合戦ったため選手たちにとっては相当ハードな大会であったことでしょう。

毎試合後

1時間ほど空き時間があったので、選手たちは日陰でリフレッシュをしたり、自ら進んで周りの選手を集め前の試合で悪かったことなどを話し合ったりしていました。先日日本代表がw杯で決勝トーナメント進出を決めていたので、そこから得るモチベーションもあったのかもしれません。選手たちからは毎試合勝利にかける強い意気込みが感じられました。

初戦

城北ボアレスさんとの試合でした。

立ち上がりは相手のゴールキック、または自チームのゴールキックを相手に先に触れてしまうことが多く、そこからピンチを作られていました。また、中盤の横へのスライドやDFラインの押し上げが遅くなってしまうことがあったため、守る際のチームの約束事である縦横コンパクトが保てなくなっていました。

そこで、ハーフタイムにその2点の改善を求め、後半見事に選手たちは修正することに成功しました。

その結果1試合目は1-0で勝利することができました。

守備をテーマに掲げ、初戦の堅い試合をモノにすることができたため、アトレチコ新宿はその後波に乗ることができたのかもしれません。

2試合目

FC馬橋さんとの試合でした。

この試合では、守備面では1試合目と同様チーム全体の縦横コンパクト、攻撃面では味方同士の動きを見て相手の隙間と背後のスペームを有効に使うということをテーマに掲げました。

試合の結果としては5-0で勝利することができました。普段点を決めることの少ないDFラインの選手が積極的に前に出ていってゴールドを奪ってくるなど、選手たちの成長が感じられた試合でした。

しかし、チャンスをたくさん作ることができた半面、決定的な場面を外すことも多く、そこが課題として浮き彫りになりました。トーナメントのような一発勝負の試合ではチャンスを確実にモノにすることが大事になってくるので、ゴール前の決定力を選手たちにはより求めていきたいです。

3試合目

相手は猿楽FCさんでした。この試合で勝利すれば優勝に大きく近づくことができるため、選手たちのモチベーションは非常に高かったです。

この試合では、今までの試合で出来たことプラス、ペナルティエリアの幅よりも外のスペースを使い、相手の守備を意図的に動かすということをテーマに掲げました。

選手たちはテーマをしっかり実行し、ゴール前で空いたスペースに侵入することによってたくさんのチャンスを作り出すことに成功しました。その結果9-0で勝利することができました。

最終戦

この日最後の試合は、4ブロックは杉並区で活動中のレガウさんでした。

1日通して非常に機能してきた3枚壁の守備は、この最終戦でも巧く動かす事が出来ていました。

開始から短い時間で3点を先制した事は、それを物語っていると思います。

縦横コンパクトからそれぞれの壁がチャレカバを機能させる。

1枚目の壁がスピードと選択肢を奪い、2枚目の壁できちんとボールを取り切る。万々が一に備え3枚目の壁が回収に入る。

守備のイメージは大分固まってきたように感じます。

試合展開としては、不用意なボールロストから失点。

修正点はあるものの、無失点で大会終了を目標にしていた。3年生GKが地面を叩いて悔しがっている姿は、今後の更なる成長を期待させるものでした。

彼の練習への姿勢・へこたれずに1つ深い所で楽しめる内面は、チームに非常に大きなプラスの影響を与えています。

結果的には、その後さらに1点を返され3−2勝利。大会成績は優勝でした。

課題

不用意な失点をした後の我慢の時間には、成長の余地を大きく残しています。

淡々と同じ事を繰り返す・巧く行かなければ更に走って更にぶつかってガムシャラにプレーする。

は、アトレチコでは練習には成り得ません。

工夫(変え処)を持って、策を持って時間を過ごす。もちろん原因の1つに運動量があるなら、更に走る事は必要です。

ただ、そこに「「狙い」があるか」が重要です。狙いがあるから、エラーもグッドも経験になります。

最終戦は良くやり切り勝ちきりました。

課題は、「機能しない時間帯は「工夫(変え処)と策」を持ってのぞんで行く!」。また練習でトライして行こう!

大会MVP

今回のMVPは文句なしの選手が選ばれました。

サッカー面の成長は著しい彼ですが、ピッチ内外での様子を観ていると、内面の成長が大きく影響しているように感じます。

とても気持ちの優しい選手で、自分の思いを発信するよりも一歩譲る今までの様子でした。

最近は、そんな様子もなくなり、自分の主張・リクエストはきちんと発信出来る。気遣いの中にもそんな逞しさが出てきました。

プレーでは、攻守に渡る積極性・ファイター性も備わり、大きく信頼の置ける選手に成長してきていると感じます。

これからも期待しています。

サポーターの皆様

酷暑の中、水分補給のサポートから、選手たちチームをお見守り頂き本日もありがとうございました。

これからもどうぞよろしくお願い致します。

About the author: ATLETICO新宿I.P.D.

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