ポカポカとした陽気に包まれながら、2018年度最初の大会を迎えました。アトレチコ新宿IPDの所属する新宿区を筆頭に渋谷区や千代田区、文京区が所属する東京都第7ブロック主催の大会で、勝ち進んでいくと東京都中央大会への切符を手にすることのできるハトマークフェアプレーカップ。月末には新宿区主催の金田杯を控えた中での一日となりました。
準備
一つ学年が上がった4年生と3年生の数名ですが、ウォーミングアップでは積極的に体を動かし温めることに注力しました。最初はおとなしい雰囲気でしたが、徐々に自分たちで声をかけ始め、気持ちの面でも良い準備が迎えられたように思います。昨年度の終わりから、戦略面では新しいことに取り組み始めましたが、試合前にはタクティクスボードを使いながら、攻守ともにどういう戦い方をするか改めて確認しました。言語的な理解はすでに深まっているようで、後は本番でそれを実現するのみという逞しい様子に、コーチ達としても意気が上がります。
初戦
相手は上目黒FCさんでした。ひとまず先制点を奪うと、引き続き猛攻を仕掛けていくことができましたが、ベンチからはより高いレベルでの指示を投げかけ、戦術水準の深化を目指しました。ひとりの選手が走力やパワーで相手チームの選手を圧倒できるというのは、もちろんそれ自体がチームの強みとも言えますが、アトレチコとしてはサッカーの魅力であるチームでの戦い方ということにこだわります。年度初めであり、しかも選手一人一人で言えば、これからまだまだ長いサッカー人生が続きますので、結果としてただ勝つということ以上の、あるいは負けても内容面で大きな財産が得られるような、そういうゲームを作れたらと考えています。ベンチからの声は厳しいものになるかもしれませんが、その分サポーターの皆さまからは、選手たちへの温かいご声援・励ましをいただけましたらと思います。
第二試合
相手はFCトンボさんでした。今回も、試合の前から弱気な発言が選手たち自身の口から漏れることが気に掛かりました。もしかしたら、それは日頃の練習の取り組み方自体に自信が持てないなどの原因があるのかもしれませんが、もしそういうことがあるとすれば、それは改善すべき点で、コーチとしても反省したいところであります。結果として、勝利には至りませんでしたが、強力なチームと戦えることをむしろ楽しめるように、今年の1年間チーム作りに励んでいければと思います。去年の新宿区大会王者としての誇りと、それを支える地道なトレーニングで、次の金田杯に臨んでいきましょう!
サポーターの皆さま
選手たちへの励ましと労いのお言葉、いつもありがとうございます。4年生の選手は小学校生活も折り返し地点となりましたが、アトレチコでの日々もいっそう大切にして参りたいと思いますので、今後ともご理解・ご協力のほどよろしくお願いいたします。