4月1日、ようやく新年度が始まりましたね。
2年生フットサル大会
選手のみんなはすでに3年生ですが、今日は、春分の日に雨でお預けとなった2年生最後のフットサル大会を迎えることができました。新宿区のチームはもちろん、文京区や武蔵野市のチームを招いてのかなり規模の大きい大会で、選手のみんなも少し緊張しているようでした。
ウォーミングアップ
体力を消耗し過ぎることのないよう、小休止を挟んで行いましたが、休みではない時間帯は、皆一生懸命に汗を流し有意義なウォーミングアップができました。日頃から、身体を動かす量が若干少ない事を踏まえ、ボール扱いよりは、身のこなし・中時間を緩く動き続ける内容で準備しました。
いつも、今日程の運動量を確保出来ると良いと思います。
試合
緊張からか最初こそ動きがぎこちなかったものの、徐々に本領を発揮し連戦連勝でリーグ戦を戦い抜くことができました。献身的な守備とキーパーの好セーブもあり、失点もほとんどしなかったのは、本当に素晴らしいことです。第3学年を迎えるにあたって、相手を目で捕まえてわざとパスを出させて奪うということにチャレンジできる選手も増えてきました。この1年をとても楽しみに感じさせてくれる1日だったと思います。
攻撃
やや焦って持前のテクニックなどを発揮できない場面もありましたが、大丈夫です。着実に練習でレベルアップしていきましょう。テクニックを補うに余りある勢いが新3年生の代には溢れています。
決勝戦
相手は順当に勝ち進んできたFCトンボでした。コーチとして少し気になったのは、試合の前から選手の多くが弱気を見せてしまったことです。確かに、簡単な相手ではありませんが、だからこそ決勝戦の相手に相応しい、とても戦いがいのあるチームです。むしろやれて楽しいと思えるようにならなくては、これからの長いサッカー人生もつまらないものになってしまうでしょう。スコアも0対1という惜敗です。ぜひ自信をもってほしいと思います。高校生の頃、東京都でも指折りの強豪校と対戦した際、どうせやるなら楽しんでやろうとチームのみんなで話し合い臨んだ結果、1-0で勝利を収めたことがあります。そういうことを経験しているからこそ、精神面での準備は不可欠なものだと信じています。日頃の練習から、強気で!頑張っていきましょう!
今後に向け
大きな成長・ピッチ内外にて、素晴らしい姿を魅せてくれた新3年生。
今日の「負ける経験」は、大きな糧になると感じています。その為にも、ここでふと足を止めて考えて欲しいことがあります。
それは、「「悔しさ」なのか「後悔」なのか」という事です。
試合終了後のあの涙、あの気持ちは、全力を出し切りやりきった!でも力及ばす悔しい!なのか。
それとも、何か出し切れず、やり切れず、悔しさもあるけど、心にモヤっと感もある。。なのか
この見極めは、今の皆の年代では少し難しいかもしれません。でも、とても大切なことです。今一度自分と向き合い、心に何が残ったのかを見直してください。
サッカー面では、1対1の場面でほとんどかわせない・奪えないという内容だった決勝は、大きな目安となり経験となると思います。
コンビ〜チームでの打開ももちろんですが、まずは個の部分で主導権を持ったプレーをしなければ、ルックアップ・コミュニケーションの質も上げ切れません。
内面の見直し・パス環境もある中での個の向上を目標に、2018年度スタートを切ろう!
サポーターの皆様
2017年度はありがとうございました。これから大きな大会、8人制の大会が増えてきますが、選手たちへの変わらぬご声援を賜れればと存じます。2018年度もよろしくお願いいたします。