この日は下高井戸運動場で高三2チーム、向陽1チーム、IPD2チームの三つ巴でした。
8人制の練習試合をさせていただきましたが2コート同時にIPDが試合の時は7人で試合をすることになりました。
選手
アップ
さて集合時間前に集まった選手はグラウンドの外周450mあるランニングコースを見ると目をキラキラさせながら「走って来ます。」と言い走り始めました。
とても楽しそうに戻って来ては選手が増えるたびもう一度もう一度と走り、集合時間にはアップは十分と言わんばかりに汗をかいていました。
グラウンドに入ると滅多に見ることがない大人サイズの人工芝グラウンドに感動し、勢いよく荷物を置き、自分たちで練習を始めました。
この日の積極的な彼らには汗をたくさんかけるようなアップをするようにだけ伝えました。
しっかりとリーダーシップをとる者も現れとても頼もしいと感じました。
試合
試合が始まるとアップ同様積極的なプレーが目立ち得点を量産しました。
目立ったのが前線守備でボールを奪取してからゴールまで一直線にボールを運び得点を挙げることでした。
守備からの攻撃、個の力は十分発揮できていたと思います。しかしこの日は練習試合ことで「できない」が「できる」を目指し、ペナルティーエリアより外側(ペナ外)を使い攻撃することをテーマにしました。
今年の2年生はドリブルで突破することは得意です。しかしそれは強い相手との戦いでは通用しない場面も出てきます。
通用しなくなってしまった時にペナ外を使うという新たな攻撃手段を増やすことにより、さらに攻撃的で楽しいサッカーができるようになると思います。
成果
全員がペナ外を意識するようにはならなかったものの意識出来る選手が1人また1人と増えていき、ボールを奪取したらペナ外にパスを出し、さらにオーバーラップをするという攻撃のバリエーションが増えて行きました。
また試合に出ていない選手も外から「ペナ外つかえー!」という言葉も聞こえました。
しかし、ボールを奪取したらあまり考えずに前にボールを運ぼうとする選手が大半でもありました。
これからの練習では数人ではなく、全員がペナ外を意識できるよう練習や練習試合に取り組んで行き大会で活かせるようにして行きたいです。
試合後はこの日1番活躍した選手のヒーローインタビューをしました。他の選手も興味津々に聞いていて良い刺激になっていると感じました。
サポーターの皆様
本日も寒い中会場に足を運んで頂きありがとうございます。ゴールを運んでくれたり、荷物を見てくださったりすることも大変助かっております。
今後とも選手をよろしくお願い致します。