新宿区大会で快勝し、23日には準決勝が迫っている3年生は本日、SKFCとの練習試合を行いました。
違いに気付く・対応する
ウォーミングアップは自主的に行い、試合開始に間に合うよう自分たちで準備を進める様子に期待がふくらみます。
試合は2チームを均等に分けて行いましたが、なかなか厳しい試合展開が続きます。久しぶりに暑かったこともあってか、試合中に集中が途切れてしまう選手が目立ちました。
四谷小の校庭は戸山グラウンドに比べてずいぶんと狭いですが、だからこそ先手を欠かさない守備と、素早いサポートの練習になります。
そういった「環境・コンディション・相手のプレー」に常に変化があるのがサッカーです。
ウォーミングアップから、試合で直面するであろう「ちょっとした違い」に気付き、内容に工夫していけるようにしたいと思います。
経験値として
同じ失敗が繰り返されるのは、一面では仕方のないことかもしれませんが、繰り返さないよう意図をもってプレーすることが、技能の向上や慣れにつながります。そのためには、まず自分がどういう失敗をしていることを正しく観察することが先決です。
そうして正しく摘出された失敗=問題を、こんどはその原因にまでさかのぼり、解決策を考えること。そういったことが実践できるようになることが、アトレチコの選手たちには求められているのです。
もちろん、単に失敗の原因のほとんどが技術力不足にあると分かることもあるでしょう。それは日々の自主練習などを欠かさないことで克服するしかありません。ただ、真に技術レベルのみに問題の根源があるということは、実はそこまで多くはありません。しかも、3年生の選手の中には、新宿区の中で見ても比較的技術のレベルに自信を持てる選手がいるでしょう。そうした選手こそ、問題の原因を単なる技術レベルに帰さずに、問いをさらに深めてレベルアップすることができます。
プレーの中でそういうことを考えなければいけないのは大変なことですが、それこそがサッカーの楽しみだとも言えます。練習試合でも、もちろん勝敗にはこだわりたいのですが、焦らず頭を動かし続けることに集中してほしいと思います。
サポーターの皆様
サポーターの皆さま、このたびもグラウンドに足をお運びいただきましてありがとうございました。もう秋は目の前ですが、まだまだ暑さを感じる季節です。ご自愛くださいませ。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。