クラブアトレチコ新宿I.P.D.小学4年生〜6年生は、杉並区の済美山運動公園にて招待試合でした。
招待試合は、チームが個別に主催する小さな大会のようなもので、杉四SCさんのお招きで、同じアシストグループのFC中野しんやま、貫井FCも集まりました。
気温も程よく、何より、新宿区・千代田区にはない天然芝の広々としたグラウンドでのサッカーは、選手たちにとっても貴重な時間になったのではないでしょうか。
臨む姿勢
主学年は小学5・6年生でしたが、こちらは3年生まで含めての少数精鋭。厳しい試合が予想される中でも、まずは前向きに楽しもうという話をしました。同じ時間でも過ごし方・気構えひとつで有意義になり得ます。
選手の表情はまちまちでしたが、弱気が顔に出る選手もいれば、凛とした表情の選手もおり、試合の行方が気になります。
試合
FC中野しんやま
第一試合は、対しんやま。
初戦ということもあり、まずまずの試合展開。オープンなサポートを受けるという最近の練習テーマがよく実践できており、そのための声掛けもできていました。結果は引き分けでしたが、6年生相手に、3年生もよく頑張れていました。
杉四SC
6年生相手の第一試合では、1対0で勝利をおさめました。体格もよく、強打が武器の相手に対して、怖気づくことなく果敢に攻め入ることができたのは良かったと思います。
今日はいつもの3-3-1のフォーメーションだけでなく、2-3-2にも挑戦しましたが、センターハーフとツートップの協働や、コーナースペースまでボールを運んでくれたサイドハーフからの配給がうまくいき、得点のチャンスが多かったように思います。
貫井FC
貫井との第一試合では、6年生相手に0-3。機動力のある選手を前線に置かれ、ディフェンスラインの整え方が問われる状況が続きました。
攻撃力が高い相手に対し、弱気になってラインを下げても逆効果で、空いたスペースでボールを拾われてしまいます。
ラインを高めに設定し、とにかくボールの先取を目指す攻撃的な、主導権を握った試合運びが、クラブアトレチコ新宿I.P.D.が目指すサッカーです。
そういったことに、選手たち自らが気付くことはできたでしょうか。
二巡目
相手も悔しさを感じたのでしょうか、一巡目よりも攻撃的に臨んできました。
こちらは、守備の際も隙間が空いてしまったり、主導権を握れぬうちから無理に前にドリブルしたりといった粗が目立つようになりました。
これを解決するためには、やはりコミュニケーション・集中が大切です。今日は、この「コミュニケーション」「集中」の中身が問われました。具体的にはどういったことを伝えあい、どういったことに考え・気持ちを巡らせるのか、いつもよりテーマを掘り下げ、選手たちも悩んでいましたが、徐々に持ち直し、最終試合では危なげない戦いができました。具体的なコミュニケーション、次の展開を予測する集中力を、さらに磨いていければいいですね。
御礼
サポーターの皆様、本日も遠い中足をお運びいただきましてありがとうございました。
次回も選手たちへの応援をよろしくお願いいたします。