170514U8〜10TRMvs久我山イレブン・井荻SC

クラブアトレチコ新宿I.P.D.小学生は、杉並区立久我山小学校にて練習試合を行いました。
昼過ぎには、昨日の雨も嘘のような青空が広がり、暑くも寒くもない、絶好のサッカー日和となり、少しの遠出がピクニックのように感じられたかもしれませんね。

1日の様子

さて、4年生は金田杯の決勝トーナメントを控えています。今日はその前哨戦と言えそうです。
攻守の方針については、最近長らくやってきたことでもあり、みな頭ではよく理解できているようでした。
その証拠に、初戦・第2戦は、スコアこそ大差での勝ちとは言えないものの、良い内容でした。
具体的な練習の成果に加え、まず序盤で主導権を奪うという勝ち気な姿勢がプレーにも現れており、頼もしさを感じます。
そのため、後半にかけて徐々にチーム一丸で試合に臨む姿勢が見られなくなっていったことが、いっそう残念に思いました。

大切な事

サッカーとはいえ、スポーツなので、楽しくできるのが何よりのことです。
ただ、コーチたちとしては「楽しい」ことと「楽(らく)」なこととは違うのだということを、選手たちには分かってほしいと思っています。
勝負事には、踏ん張りどころが付き物です。
個人競技であれば、そのほぼ全責任を個人で負わなければなりませんが、チームスポーツのひとつの魅力は、皆で協力することで逆境を乗り越えられるようになるという点にあるでしょう。

試合を振り返り

今日の試合、特に最後の方はどうだったでしょうか?ボールを持っている選手を素早く、良い位置からサポートできたでしょうか?出来た選手もいました。オープンなサポートで積極的にパスを受け取れた選手、斜めに開く動きでチャンスを生み出せた選手は、次からもチャレンジを欠かさないでください。
出来なかった選手、そもそもサポートの仕方が分からなかった選手は、少し焦ってください。

もちろん、うまくトラップが出来なかったり、強く正確に蹴れなかったりといった技術的なことは、練習あるのみですから、自主練習などを欠かさず粘り強く頑張りましょう。
問題は、チャレンジ自体を欠かしてしまうことです。チームスポーツ、とりわけサッカーのように、常に動き続けなければならない(つまり、常に考え続けなければならない)スポーツは、1人がチャレンジを欠かすと、全体の歯車が狂うことになりかねません。
これは、チームスポーツの難しさでもありますが、克服できれば達成感を味わえることは間違いありません。現に、今日の初戦や、最近のいくつかの試合では、かなり質の高い戦い方ができ、選手のみんなも少なからず達成感を感じられたのではないでしょうか?
その達成感を、さらに上のレベルで感じられたら、素晴らしいことではないでしょうか?
勝利、あるいは負けても質の良い負けが、その先に待っています。
誰かひとりが声を発し続け、それを誰も受け取らないといったことが続くと、これまでの技術的な成長が台無しになってしまいます。
暑さが日増しに強まっていきますが、金田杯、そしてSJリーグなどの各種公式戦に向け、そして何より選手のみんなの達成感のために、協力しテンションを上げていきましょう!

サポーターの皆様

サポーターの皆さま、遠方となりましたが、今回も足をお運びいただきまして、ありがとうございます。今後ともよろしくお願いいたします。

About the author: ATLETICO新宿I.P.D.

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