170226U10〜12ライオンズ杯vsシクス

ライオンズ杯のトーナメント初戦。昨年は予選敗退でしたが、今年はこれまでの全力・強気の戦いで予選突破を決めました。

試合

ウォーミングアップでは昨日までの高いモチベーションが続き、熱量は会場に集まるチームの中では群を抜いていたと思います。
特に、これまでチームをリードしてきた6年生は、練習の質にこだわり、下級生を叱咤激励していました。試合前の段取りもスムーズに進み、選手たちが自ら積極的に動く中、本戦への期待が高まります。「絶対勝つぞ」という掛け声も、心なしかいつもより大きく聞こえました。

待ちに待った試合。相手は強豪シクス。予想されていたとはいえ、身体・技術・スピード、どれもがこれまで以上にレベルの高い相手に、厳しい戦いが続きます。
気勢を削がれたのか、トーナメント初戦に気負いすぎたのか、6年生からは、ウォーミングアップ時に見られた熱気が感じられません。
逆に、4年生の中には、失点してもいちはやく声をかける選手がいたり、ハーフタイムの間も周りの選手を鼓舞したりという姿勢が見られ、頼もしく思いました。前半の最後から終了までずっと出続けた唯一の3年生も、試合終了のホイッスルが鳴るまで走り続け、気迫のこもったスライディングも見せてくれました。

担当コーチとして伝えたい事

試合前、そして試合後にも話をしましたが、技術や戦術は、気持ちの支えがなくては意味をなしません
緊張や不安もあったかもしれません。遊びでなく、真剣にスポーツをすることには必ずそういう気持ちが伴います。
特に、長い時間走り続け、いつ自分にボールが回ってくるか分からないサッカーは、観ているだけでも緊張するものです。
大事な試合の緊張感は、コーチたちも知っています。ただ、それを乗り越える楽しさもスポーツにはあります
乗り越えるためには、自分が限界だと思っている壁を、仲間の力を借りて突破するしかないのではないでしょうか
仲間と協力することで、「あれ?」と自分でも驚くほど先に進めるということを、ぜひ身をもって知ってほしいです。
6年生のみんな、お疲れ様でした。残り少ない小学校生活に悔いのないように過ごしてください。
そして、中学でも一緒にサッカーをしよう。
まだみんなが知らないレベルの楽しさを皆と共に味わえることを願っています。

サポーターの皆様

サポーターの皆さま、本日をもちまして今年度の高学年の公式戦は最後となります。
暑い日も寒い日も会場に足を運んでくださり、まことにありがとうございました。来年度も、選手たちへの応援をぜひともお願いいたします。

About the author: ATLETICO新宿I.P.D.

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